春にかけて、体調を崩される方が毎年たくさんいらっしゃいます。
その多くは、春におこりやすい自律神経の乱れが原因の1つになっています。
急な温度・天気・気圧の変化、生活環境の変化などによるストレスが大きい
ようですが、そのままにしておくと、さらに深刻な症状に陥ってしまう
こともあります。生活習慣など、改善できることは早めに対策して、
さくら咲く素敵な春を気持ちよくお過ごしください。
自律神経は、24時間ずっと循環器、消化器、呼吸器などの
機能をコントロールして、すべての内臓、全身の血管や
分泌腺を支配しています。
内臓や血管を自分で自由に動かす事はできませんよね。
意識しなくても呼吸したり、食べたものを消化吸収したり、
体温維持ができるのは、自律神経のおかげです。
活動・ストレスを感じている時は「交感神経」、リラックスしている時は「副交感神経」を
交互に繰り返しはたらかせる事により、からだのバランスを保っています。
「ストレス」の多い生活は、交感神経が優位な状態が続いて、副交感神経との
切り替えがスムーズに行われません。
不規則な生活習慣では、ますますバランスが乱れ、次々と不調が現れることになります。
このような症状を感じているという方は、生活習慣の見直しをしてみてください。
もし心配な症状があれば、早めに医師の診察を受けましょう。