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寝ても翌朝に疲れが残ってしまう方は必見
『深い睡眠』を得るために…


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みなさんは、ゆっくり睡眠できていますか? 疲れがとれて、気持ちよく目覚めていますか?日本睡眠学会が行ったアンケートによれば、日本人の5人に1人が「よく眠れない」と感じていて、およそ3割のひとは不眠を体験するそうです。
また、別の調査でのアンケートでは、55%の人が「睡眠に不満を感じている」との結果がでています。みなさんは、いかがでしょうか?

大切な、大切な「睡眠の役割」とは …

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  1. 脳とからだの疲労回復
  2. 睡眠不足になると、イライラしたり、集中力が欠如してしまったり、からだがだるさを感じるだけでなく、脳や内臓の働きを鈍らせ、老化にもつながってしまいます。

  3. 成長、体細胞の再生・修復
  4. 成長ホルモンは、睡眠中に活発に分泌されます。皮膚や毛髪、血管、内臓、筋肉など、体細胞の再生・修復に成長ホルモンは欠かせません。睡眠不足で肌が荒れたり、クマができてしまうのも、成長ホルモンの不足によるものです。
    ちなみに秋田県に美人が多いと言われたりしますが、東北地方の人の睡眠時間は各県共に全国
    でも上位にあって、秋田県は全国で1位なんだそうです。

  5. 免疫力をアップさせる
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    睡眠中は副交感神経が活発になって、リラックスした状態になります。
    この状態で白血球や免疫細胞の活動が促進されます。

  7. その他
  8. 体内のストレスを解消する、活性酸素の増加を抑えて老化を防止する、大切な記憶を定着させるなど、睡眠は本当に大切なものです。

ぐっすりと眠れる「深睡眠」のために

現代人はストレスを抱え、不眠症まで深刻ではなくても、睡眠について何らかの悩みを感じている方は年々増加傾向にあります。
翌朝の起床時に「よく寝られた!」と感じるには、"深睡眠(しんすいみん)"がカギとなります。

"深睡眠"を得るための方法とは

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①身体を温める

・寝る3時間前の食事 ショウガなど、身体を温める食べ物を取ると効果的です。
・寝る2時間前の軽い運動 ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどの軽い運動がベスト。
・寝る1時間前の入浴 38℃~40℃の湯船に10~20分ほどゆっくりつかります。入浴は特に深部まで温めることができて、血行も良くなります。

②心とからだをリラックスさせる

・首もとを温める 首もとを温めると全身の血管が拡張し、血行が良くなります。
・目もとを温める 蒸しタオルやアイマスクなどで目を温めることで、副交感神経が優位になって、からだはリラックスモードになります。
・リラックス効果の高い栄養素 一般的にはトリプトファンを多く含む食事を摂ると、睡眠効果が高まると言われています。

<トリプトファンを多く含む食品>牛乳、卵の白身、ツナ、大豆製品、ハチミツ、バナナなど