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夏バテ防止・疲労回復から、老化予防にも!!
暑い夏はビタミンをしっかり摂って元気に過ごしましょう

BCニュース2015年8月号

陽ざしも強く、暑い日が続くと、ちょっと油断すると夏バテしてしまいます。
暑さや紫外線対策・こまめな水分補給・バランスのとれた食事・ぐっすり睡眠…
大切なことはいろいろありますが、健康なからだを維持するために必要不可欠な
ビタミン
についてご紹介しています。暑い時期はビタミンも不足しがちです。
夏をイキイキ元気に過ごす生活習慣をご参考にしてみてください。

◆ 暑い夏にビタミンが不足する原因

猛暑

大きなストレスや食欲低下の影響で、真っ先に不足しやすくなるのがビタミンです。

● 強い紫外線などによる、活性酸素の増大
強い紫外線を浴びたり、暑さなどのストレスも重なることで体内に大量の
活性酸素が発生し、それを除去するために大量のビタミンが消費されます。
● 食欲低下、過剰な食事制限によるダイエット
● 大量の発汗
● 暑い外気と冷房などの気温差による自律神経の乱れ
自律神経が乱れ、その働きを助けるビタミンの消費量がグンとアップします。

◆ 積極的に摂りたいビタミン

毎日の食生活で、ビタミンをバランスよく摂ることが大切です。
夏に不足しがちで、とくに必要とされるビタミンをご紹介します。

● ビタミンC … ニガウリ、パセリ、ほうれん草、イチゴ、キウイ など
体内にとどまっている時間は2~3時間程度のビタミンCは、毎日の食事はもちろん、
フルーツやサプリメントなどで、積極的にこまめに摂ることをおすすめします。
ビタミンCの
主なはたらき
・美白作用 ・抗酸化作用 ・コラーゲンの合成
・鉄の吸収を高める ・抗ストレス作用 ・免疫力を高める
● ビタミンA … ニンジン、ほうれん草、ブロッコリー、ヒジキ、ウナギ など
皮膚や粘膜を守り、肌アレを防いでくれます。
● ビタミンB1 … 豚肉、玄米、ノリ、タラコ、サバ、ヒマワリのタネ など
糖質をエネルギーに変え、疲労を回復させてくれます。また、食欲を増進させ、
体内のアルコールを分解するはたらきもあります。
● ビタミンE … キャベツ、アーモンド、ピーナッツ、大豆 など
活性酸素から細胞を守り、血行を良くしてお肌や内臓の新陳代謝を高めます。

◆ 夏におすすめの食材

『麦茶』
豊富なミネラルに加え血液をサラサラにする成分や抗酸化成分も含まれています。
ノンカフェインで睡眠前でも安心して飲むことができます。
『みそ』
良質のたんぱく質、ビタミン、鉄、カルシウムが豊富。発酵により吸収の良いアミノ酸に
分解されていて、消化力が衰えた人ほどおすすめです。
『カレー』
いろいろな食材を一度に摂れ、タンパク質やビタミンなどをバランスよく摂れます。
スパイスは胃を元気にする効果で、食欲がなくて栄養が偏りがちな夏場にぴったりです。

◆ 熱中症にお気をつけください

熱中症は、自分では「ちょっと体調が悪い」程度と思っている間に症状が進んでしまいます。
炎天下に長くいる間はもちろん、家の中でも周囲の人でお互いに気をつけましょう。

【   熱中症!?   おかしいなと感じたら、すぐに対応   】
●   涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する
●   衣類をゆるめて休ませ、体を冷やす
氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てたりタオルやうちわなどで、風を送って冷やす
●   水分を補給する
水分だけではなく、汗で失われた塩分も補給する必要があります。スポーツドリンクなどを
少しずつ何回にも分けて補給しましょう。