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つらい便秘の解消と予防に
毎日の生活習慣の改善で、腸内環境を整える

みなさんは、最近お通じの調子はいかがでしょうか。

続くと本当につらい便秘。日本では、便秘に悩む方は年々増加しています。
便秘は、お腹のはり、腹痛、口臭、肩こり、頭痛、腰痛、食欲不振などの不快な
症状だけでなく、からだ全体の60~70%の免疫細胞が集中する腸にダメージを
与え、私たちの健康そのものを脅かしてしまいます。

生活習慣が便秘体質の原因に

便秘の多くの原因は生活習慣によるものと考えられています。

統計では、女性は各年代の60%が便秘に悩まれているのに対して、男性では
中高年から便秘の方が急に増えはじめるという結果もあります。
子供の場合では、保護者が便秘体質の場合、そうでない子供の3倍も便秘傾向に
あることも明らかにされています。

「自分は便秘ではない」という方も、加齢による影響と生活習慣の乱れから
便秘に悩まされることもありますので、普段から気をつけたいものです。

便秘体質を防ぐ生活習慣

・朝食をしっかり食べましょう
朝食を食べることで腸のはたらきを活発にして、排便が促されます。
・早食いはせずに、よく噛んで食べましょう
しっかりよく噛んで、消化吸収を促してあげましょう。
・野菜や果物、乳酸菌などをとりましょう
食物繊維は、腸の動きを活発にする作用があります。
日本人は、ヨーグルトよりも納豆やお漬物、お味噌などの発酵食品から乳酸菌を
摂取するほうが適しているという報告もあります。
・水分をしっかりとりましょう
便の70~80%は水分で、不足すると便が硬くなり、排便されにくくなります。
朝起き抜けにコップ一杯の水を飲むことも効果的とされています。
・運動を心がけましょう
運動不足で腹筋も弱くなると、腸も下にさがり、動きも弱くなってしまいます。
子供の便秘が増えている原因の1つとしても、運動不足があげられています。
・睡眠をしっかりとりましょう
胃腸などの消化器官の働きは、自律神経が司っています。
腸の動きを司る「副交感神経」は、寝ている間や入浴中などリラックスしている
ときに活発化します。
これらを見てみると、夜から朝にかけての生活がとても大切なことに気づきます。
できれば早寝早起きの習慣を身につけて、朝はゆとりある生活を心がけたいですね。