炭水化物は腸で分解されてブドウ糖となり、臓器や筋肉に運ばれてエネルギーとして利用されます。
また血液中のブドウ糖(血糖)の量を一定の割合に維持しているのがインスリンです。
高血糖は糖尿病の原因となるだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクを高めるなど、
全身に悪影響を及ぼします。アルツハイマーの一因になること、骨の弱化に関連していることも、
近年の数々の研究報告から明らかになってきました。
● タウリン 抗酸化+肝臓強化で血糖値の急上昇を防ぐ しじみ・いか・たこ
● アスタキサンチン インスリン作用を高める えび・かに・イクラ・金目鯛
● 食物繊維 血糖値の急上昇を防ぐ ごぼう・もやし・こんにゃく・海藻・おくら
● ナッツ類 高血糖、高血圧の予防に アーモンド・くるみ・松の実
適量(1日10粒程)にして、砂糖や塩で味付け、油で揚げたものは避けましょう。
● 味噌・甘酒 血糖値を安定
● フコイダン もずく・わかめ・昆布・ひじき
フコイダンは水溶性食物繊維の一種で、血糖値の急上昇を抑えてくれます。また、コレステロール
の吸収も抑えたり、免疫細胞の活性化など、注目を集めている栄養素です。
睡眠不足はインスリンの効きを低下させて、糖尿病のリスクが高まります。
また、十分な睡眠をとっていない中高年では高血圧になる可能性が高いことも明らかにされて
いますので、ここでも睡眠の大切さがわかります。